POG運営お疲れ様です。今年も参加したいと思っています。シャドウさんも言うように「被り禁止」ルールはよかったと思います。今週POG登録馬が大挙して出走していますが、こういう盛り上がりはこのルールあってのことだと思います。ただ、「被り禁止」ルールを前提とすると、種牡馬の縛りは強められないですよね。ただでさえ選択肢が限られるわけで、指名できなかった場合には不本意な馬を再指名する可能性が高まりますから。そうすると、新種牡馬産駒を1頭以上は指名するという程度ならできそうだと思います。サンデーサイレンスという絶対的な種牡馬がいないわけですから、新種牡馬もファーストクロップからの期待が強まると思います。以上は現実的な提案です。ここからは議論の喚起ということで、いくつか提案してみます。1.「生産者縛り」ノーザンファームなどの大牧場の生産馬が今後も重賞で活躍すると考えられますし、有力な2歳馬を指名していたらいつのまにか大牧場出身馬ばかりだったということも多いと思います。そこで、生産者に着目してなんらかの縛りをかけるのはどうでしょうか。例えば、同一生産者の指名を半数以下に限るなどです。2.「初仔縛り」新種牡馬ルールの牝馬版ですが、当然牝馬は1年1頭までしか仔を生産しませんから現実的ではないかもしれません。現役時代を知る馬の仔を応援するという血のつながりを意識したPOGになる点が魅力だと思います。ただ、あえてこのルールを採用する場合は、他の縛りを緩くする必要があるかもしれません。特にこのPOGは参加者多数ですので「被り禁止」と複合することは初仔頭数からみて現実的ではないでしょう。3.「母内国産縛り」父内国産馬ルールの牝馬版です。2.のデメリットを軽減したルールです。サンデーサイレンス系の内国産種牡馬の活躍から父内国産の縛りは実効性を持たないといえますが、大牧場の輸入繁殖牝馬志向からすればなかなか実効性のあるルールではないでしょうか。その意味では1.の大牧場規制に準じる効果も期待できそうです。以上の3つの提案は他のルールの変更が必要だったり、あまり現実的ではなかったりする面があるので、みなさんの議論を待ちたいと思います。