「パーソンズ・オブ・ザ・イヤー」:・内田博幸騎手:年間勝利数日本記録を持つ騎手がついにJRA移籍。プレッシャーもあったか伸び悩んだ時期はあったものの終わってみれば年間123勝でいきなり関東リーディングを獲得。G1でもエイシンデピュティの華麗な逃げ切り、オウケンブルースリで1番人気に応えるなど流石の活躍だった。・池江泰寿調教師:藤沢和雄師や父池江泰郎師をおさえて初の全国リーディング獲得。看板馬ドリームジャーニーも復調気配を見せており、今年の更なる活躍が期待される。・山本英俊氏:カジノドライヴやウマザイルなどの馬主。「ゲームから競馬に入った」という経歴通り、夢のある話題を提供してくれた。「ベスト・レーシィズ・オブ・ザ・イヤー」:・天皇賞(秋):名馬3頭の死闘が2008年のベストレース。・霧島賞(2008年9月10日施行):2008年2度あった「九州産馬の天皇賞」霧島賞の2つ目。最後の直線、粘るテイエムミゴテカと差してくるテイエムジカッドの息詰まる攻防に酔いしれ、結果2頭同着。地方競馬でも素晴らしいレースは数多くあるものだ。・ピーターパンステークス:日本競馬が歴史的な一歩を刻んだ瞬間。まさかデビュー1戦の競走馬が、海外に行ってあれだけの競馬をするとは思いもしなかった。「今年の話題馬」:・カジノドライヴ:デビュー勝ち直後の米国遠征。いくらあの血統とはいえ苦しいだろうと思っていたが、終わってみれば圧勝、現地でも大きく取り上げられるほどの活躍だった。彼が提供してくれたワクワク感以上のものは早々味わえないだろう。・ユキチャン:関東オークスの4角、彼女が馬なりで後続を離し始めた時のどよめきと歓声は非常に印象的だった。世間に話題性を提供してくれたという点では彼女以上の存在は無いだろう。・カネヒキリ:彼の復活劇は1年の終わりに訪れた最大のサプライズだった。◇ 09/01/01(木) 01:02 編集