○歳牡馬/牝馬という部門は、何も芝路線とダート路線のみの区別ではなく、短距離路線、長距離路線、またそれこそ障害路線もすべて包括した部門だと思うんです。年齢・性別別のカテゴリーにおいて日本の競馬における最優秀馬を決めるものだと。芝限定にしたところで、まったく路線の異なる短距離路線や長距離路線を比較の対象にしなければならないのに、なぜそこにダートだけ締め出すのか?ということです。もちろん、芝限定部門を設ける意義もわかります。ただし、そうすると芝部門とダート部門でカテゴライズの仕方が大きく異なることに、(建前上の)不都合が生じてしまうんです。(なぜダート代表馬があって芝代表馬がない?なぜ芝には牡牝の区別があってダートはない?など・・・)芝・ダート別だけではなく、短・長距離区分にも必要となるでしょうか。もちろんこれらの部門を新たに設けることは可能ですが・・・。まあ、以上がこの主張に対する「堅い」論拠ですが、まあわかりやすく言えばせっかく三頭投票になって順位付けが可能になったんだから、ある程度「無理に一緒にして比べ」てもいいじゃないか、ということなんです。というか、もともとのJRA賞がそうなんですから、それに倣ってもいいだろうと。