障害馬:スティープルチェイス部門【10】マルカラスカル(中山大障害では醜態を晒したものの、中山GJの圧勝は十二分に評価すべき)【10】メルシーエイタイム(本来ならキングジョイを挙げるべきところかもしれないが、この馬はこれで中山大障害で4年連続連対。中山GJを含めると大障害は7回走って1勝含む連対5回、馬券圏内だと6回、残り1回も4着。これは快挙と言っていい。これだけ走っていれば普通は1度は崩れる(今回マルカラスカルがそうだった)ものだが、それが無いのは凄い。これに敬意を評し、今回取り上げる事にした。)ハードル部門【7】コウエイトライ(ハードルで言えばやはりこの馬。今年も重賞5走で1勝2着3回と素晴らしい成績、特に阪神JSの2年連続レコード勝ちは素晴らしいの一言。斤量の基準が変更になり今年活躍の幅は更に広がりそうだ)短距離馬:【10】ウオッカ(考えてみれば、マイル以下の芝G1で2戦以上連対したのはこの馬だけ。短距離馬という印象は全くないが、単純に戦績で評価すればこの評価に)【9】スリープレスナイト【8】ブルーコンコルド(マイルG1で1勝2着2回。JBCに勝てていれば文句なしと思ったが……)長距離馬:【10】アドマイヤジュピタ(阪神大賞典と天皇賞連勝)【7】オウケンブルースリ(菊花賞馬、今年の天皇賞馬候補筆頭だ)【6】アドマイヤモナーク(ダイアモンドS勝ち馬だが、一応2500を長距離として有馬記念の好走も加味)年度代表馬:年度代表馬の欄は実績と共に「2008年はこの馬の年だ」という印象を重視して評価付けさせてもらっている。【10】ウオッカ(2008年もこの馬の年だった。彼女の実績以上に、海外を含め何度もレースに出たという事実、その殆どで見せ場のある競馬を行ったという事が非常に大きい。これこそ競走馬として理想の姿だ)【8】ディープスカイ(思えば、この馬が居てくれたからこそ天皇賞は近年例を見ないほどに盛り上がったのだ。陣営の英断に感謝すると同時に、これから長距離が合わないと思ったら例えクラシックホースであっても天皇賞の方に出走してくるようになればいいと思う)【6】カネヒキリ(2008年最も驚いた出来事はこの馬の復帰とG1での連勝である。2年間のブランクは競走馬にとってフィジカル面は勿論、それ以上にメンタル面を蝕み、復帰してから得てしてそれ以前のパフォーマンスを発揮できないものだ。しかし、この馬はパフォーマンスを維持するどころか更にパワーアップして帰ってきた。まさに関係者の苦心の賜物であろう。実績でダイワやヴァーミリアンに劣るものの、2008年を彩ったこの素晴らしい美談はそれらを凌駕するものと考えた)◇ 09/01/01(木) 01:03 編集