White Board II 別館
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3. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/10/30(水) 00:07 [ 返信 ]

管理掲示板になりつつある別館。文句言っても仕方なし(効果なし?)なので、競馬関連のスレッドを。

一部の競馬ファンによると、昨今の競馬はスローペース症候群らしい。完全否定は出来ないものの、現状行なわれているレースのペースは、一部の人が非難するほど、おかしなペースで行なわれているとは思えない。しかも、それ(スロー)を嫌うばかりにオーバーペースのレース(今年の菊花賞)を賞賛するとなると、「なんだかなぁ〜。」と思う。スローペースのレース以上に騎手が犯してはならないのはオーバーペース(着もひろえず、疲労度が高い)。ハイラップのレースは、オーバーペースとイコールではないので、この線引きがレースの内容を決定する。また、どんなレースであれ、ペースを決定するのは逃げ&先行した馬に与えられる特権。決定権を持つ馬が自身に不利な状況を自ら招くことこそ可笑しなこと。で、基本スローペースは当たり前となる。
とりあえず、適切なラップ(スロー&オーバー以外)を刻むレースが増えることは「レース=能力選定」として見れば望ましく、増えることに否定的側面を持ち込む気持ちはない。しかし、それにしてもレース(勝負)とはそんな単純なものではないと思う。また、だからこそ退屈せずに競馬を見続けることが可能だと思うのだが…。

騎手も基本的に感覚を第1に乗っているので(平均的な馬場を対象)、超高速馬場(特殊)では適切なラップ(ベストラップ)を刻むことは望めない。ここで忘れてはならないのは、各陣営ともレースを選ぶ際、最も平均的な馬場&ペースを想定して、出走するレースを選択していること。この点が解消されない限り、超高速馬場では必然的にスローペースになることは避けられないと思う。この点は解消されてこないと問題ありと言えるが、レース数の関係で限定されてしまう上級馬は実質的に不可能だろう。

スローペースを非難する方はどう思いますか?
02/10/30(水) 00:14 編集

[1]. スローペース症候群ってなんだ?
|| カメ ID:21973bf 02/10/30(水) 17:54 [ 返信 ]

私は別にハイペースだから、スローペースだからとかで、
いいとか、悪いとかは思いませんが、
(そういうことも考えて予想するのもまた楽しいですし)
ただスローペースになった場合に、
騎手同士がお互いに意識し合い、
仕掛けのタイミングが遅れたりして、
脚を余して負けたりすると、
ちょっともったいないなぁ、と思います。
ま、そういうことも予想しなきゃいけないのかもしれないんですけど。(笑)

話のピント、ズレてますか?

[2]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/10/31(木) 03:07 [ 返信 ]

返信ありがとうございます。ピントはズレていません。

大袈裟に書きましたが、一部の人があまりにも同様の言葉を用いて否定的に語るので、「それはないんじゃないの!」と言いたかっただけなんですよ。カメさんが仰る通り、ペースはいいとか悪いとかで語るものではないと思います。仮に語るとしても、現状のペースを基本的に肯定するしかないでしょう(基準がそれ以外ない)。

ちなみにカメさんは、
1、馬券検討をする際、ペースを予想しますか?
2、予想するとして、どの程度馬券の検討材料として取り入れますか?
3、スローペースにより後方待機の馬が脚を余すとしても、それはペースの問題以上にその馬自身の問題だと思うのですが、如何でしょうか?
02/10/31(木) 03:08 編集

[3]. スローペース症候群ってなんだ?
|| カメ ID:21973bf 02/10/31(木) 10:19 [ 返信 ]

ズレてなかったですか、良かった。(笑)
で、質問にお答えしますと、

1、一応、ペースも予想します。
  と言っても、“このところ逃げて勝ってきた”馬がいるか、とか、
  そんな程度なんですけど。(苦笑)
2、そうですね〜、
  上の“このところ〜”が多数いる場合は、
  そういう馬はやめておいてみようかな、とか、
  落ちついた流れになりそうな時は、
  追い込みの馬は馬連じゃなくてワイドにしてみようかな、とか、
  そんな程度ですが。
  コースや距離にもよりますけどね。
  短距離戦ではほとんど気にしてません。
3、馬自身の問題もあるとは思いますが、
  馬はどうにかできたのでは?という時もあるような気もするんですよ。
  たぶん騎手の判断や駆け引きの問題だと思うんですけど。
  私も別にペースの問題ではないと思ってますけど、
  たぶんスローペースの時にそういう事態になり易いというのが、
  問題視されてるのではないでしょうか?

すいません、エラそうになんのかんの言っても、
まだまだ初心者みたいなもんなんで。(苦笑)

[4]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/11/01(金) 01:10 [ 返信 ]

再度回答ありがとう。
初歩的過ぎてつまらない質問でしたが、ペースの話題では欠かせない質問と考えていますので、ぶつけてみました。この話題は大きく括れば「ペース論」。スローの正否以前に、「ペース論」を明確にしないと不毛ですからね。単純な質問をしたくなるのです。お許しを。

カメさんが初心者であるかはともかく、標準的な回答だと受け取りました(誤解されないように一言付け加えますが、「標準=ツマラナイ」とは思っていません。)。ペースを読みすぎることこそ論外が私の考えで、細かいことまではわかりませんが、私が回答してもカメさんとほぼ同じです。大まかに考えて想定出来ない限り(確定的要素が多いとき)、位置取りを大雑把に考慮するだけで、ペースは結果論と受け止めます。この考えはファンだけではなく、騎手にも同じことが言えると思います。結果としてはそれなりに影響するのですが、事前に想定し過ぎるのはダメ派です。これを騎手に当て嵌めれば、ハメる以外好走出来ない馬に騎乗したときのみ有効で、基本的にはその馬の持つリズムで走らせることが重要でしょう。

それを踏まえてここから本題に入ります。(注意:これ以下の話はカメさんに向けたものではなく、該当する人に向けた話です。)

結果として騎手が能力を全開出来なかったとして、そんなことは当たり前。すべてのレースで能力を全開出来たら人間ではなく神。全開出来なかった騎手に対して結果論から正しい論理の批判は可能ですが、事前には想定しきれないことですから現実性がありませんよね。不毛な結果論の受け皿こそ競馬関連の掲示板とも言えますが、「言わずが華」が正解だと思います。

他力本願(競馬)は最悪の結果に終わっても笑えないとねぇ〜。「ケツが青い!」としか思えないですよ。
02/11/01(金) 01:13 編集

[5]. スローペース症候群ってなんだ?
|| カメ ID:21973bf 02/11/01(金) 09:10 [ 返信 ]

もう一つの方は観る側として書いたんですが、
別の問題として、
レース体系(?)自体にも問題はあるのかな?
とも思いますね。
結局のところ、スローで非難されてるのは、
だいたい長距離戦だと思うんです。
というか、やはりよく言われるのは菊花賞とか天皇賞(春)とかなんじゃないか、と。
それらのレースがスローになりがちなのは、
スタミナに自信がない馬がペースを落として、
勝つための競馬をしているからなんだと思いますが、
そこでペース以前の問題として、
何故、スタミナに自信のない馬でそんなレースに使うのか、
ということが問題にされてもおかしくないんじゃないでしょうか?
逆に考えてみて、例えばスピードに自信のない馬が、
高松宮記念であったり、スプリンターズSなんかに出てきたら、
“なんで?”って、だれでも思うと思うんですが、
その逆はあまり皆言わないんですよね。

そこには“クラシック”とか“3冠”とか“天皇賞”(?)とか、
付加価値があるから、なんでしょうけど・・・。

どうしたらいいのか?具体的な解決策は私にはないですが、
そういったレースに、スタミナに自信のない馬がむやみに出走しなくなれば、
ダメといわれるような事態にはならなくなるのでは?
と、思うのですが、いかがでしょう??

[6]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/11/01(金) 12:29 [ 返信 ]

カメさんの仰る通り、レース体系に問題はあるでしょうね。
スロー以前の話ではありますが、それなりに改善されて来たとはいえ、未だ古いレース体系の延長(緩やかな改良の繰り返し)として今日があるので、偏重性は誰もが気付くほど残っていますよね。上級条件は長め優遇、下級条件は短めが多数。勝ち上がり率は短距離適性の馬に有利、しかし重賞の格&賞金は長距離戦。下級条件戦で恵まれた条件を与えられていない長距離適性の馬が埋もれてしまう可能性は否定出来ませんよね。この歪を証明しているのは、ハンデ重賞までもG2扱いされる中長距離重賞。G1の前哨戦以外の中長距離重賞は他の重賞に比べ、条件馬及び初のOP戦になる馬が好走するケースが多い。時には、2階級下の馬までも好走します。この点はハンデを理由にする人もいますが、ローカル的要素(=特殊馬場)がない限り、他の距離のレースではハンデ戦でもこのようなケースになることは比較すれば少ない。そこから見えて来るものは、長距離馬は条件戦で埋もれている。或いは埋もれている分OP馬の層が薄いでしょう。ですから、ここは改善の余地ありと思います。また、スタミナのある馬を今以上生産するには、最長距離レースを更に延長することも必要でしょう。
中長距離戦が問題視されるのは、ペースの問題もありますが、第1には注目度の高さでしょう。これも偏りのある3歳クラシック戦(二千以上)が根源にありますので、体系に問題があるとも言えます。体系批判のついでに言えば、長距離G1が京都のみなのもダメ。公平さがない証拠に、実際の勝ち馬は同じ馬。京都3ターン得意の馬=G1馬は、いただけないと思います。

ここからは話を本題(ペース)に戻します。

長距離戦でペースが取り沙汰されるのは、わかりやすいからのようにも思えます。確かに距離が長くなるほどに騎手の意志や判断の介在する余地は増えますので、正しい解釈だとは思います。しかし、騎手の問題を排除して考えれば、ペースの影響は距離を問わずほぼ同等にありますからね。また、スローが多いのも同様。ペースを作れる特権のある逃げ先行をした馬が、自身に有利な状況を作るのは当然のこと。ハイラップにはなれど、オーバーペースには簡単にはならない。スロー(正確にはやや遅め)が基本の現状は、騎手の正しい選択の結果とも言えるでしょう。スタミナ不足であろうがなかろうが、基本的に逃げ先行馬にはスローの責任なんて存在しないと思います。
これを踏まえ暴走を例外と捉えて考えると、長距離戦でスロー以外が望めるのは、長距離戦に適性を持つ前傾ラップ型の馬が出走するレースしかないとなります。これが以外に少ない。しかも、逃げを選択する馬が一頭は出走しなければなりません。これは重要なポイントです。ペースと言っても距離が違えば基準が変わりますので、長距離戦は先行しようと騎手が思えば正否はともかく出来ない馬はいないと思いますが、逃げとなると成功例がない限り騎手は簡単には選択しないようです。常に差している馬、しかもそれが成功している馬となると、尚更でしょう。関係者に問題があると言う考えにたてば、先行は選択しても逃げを選択したがらないことだと思います。ただし、それが改善されるのには成功例を多く作られることが不可欠。やはり、困難なのですよね。

最後の質問に答えれば、レース体系の改良により、ステイヤーを今以上に生産出来る方向へと導くことが最善策でしょう。今のままでは淘汰され、絶滅する可能性すらあると思います。
02/11/01(金) 12:39 編集

[5]. スローペース症候群ってなんだ?
|| カメ ID:21973bf 02/11/01(金) 08:48 [ 返信 ]

>全開出来なかった騎手に対して結果論から正しい論理の批判は可能ですが、
>事前には想定しきれないことですから現実性がありませんよね。
実際問題として、
“騎手だって馬の能力の全てを把握できる訳ではない”
ということが頭にあるかどうかが考え方の違いになるんだと思うんですよ。
騎手が皆、自分の乗ってる馬、そして周りの馬の能力を全て把握できていたら、
たぶんよく言われるダメなスロー競馬というのにはなりにくいと思うんですけど、
現実的にはそれは不可能ですからね。
それを生業にしてるのなら“把握しろ”とも言いたくなりますが、
天才といわれる騎手ですら、
“4角まわった時は勝ったと思ったのに・・・”
みたいな発言をすることを考えると、
実際に馬の能力を全て把握することは不可能なのでしょう。
騎手たちは皆、そのわからない能力を探り探り乗ってる、
ということを認識していると観方も変わってくるんではないか、と。

確かに騎手の乗り方などで負けたというレースもあって、
実際にお金を賭けている方は腹もたつかもしれませんが、
騎手も負けようと思って乗ってる訳でなし、
その結果はあくまでも結果で、
それを批判するより次のレースへの判断材料にするべきなんでしょうね。

[6]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/11/01(金) 12:59 [ 返信 ]

こちらはフォローになっていて、とても有難いです。とくに、「それを批判するより次のレースへの判断材料にするべきなんでしょうね。」は、花丸を贈呈します。嬉しくないでしょうけど…。
競馬関連では正しい批判をしたところでなんにもなりませんからね。良いように解釈出来るもの勝ちです。

[1]. スローペース症候群ってなんだ?
|| ろっきぃ ID:22452d0 02/10/30(水) 08:56 [ 返信 ]

お話のポイントが今ひとつ掴めないので、はずしていたら申し訳ありません。

まず菊花賞に話を限定するとクラシック及び天皇賞はそもそも繁殖能力検定レースであり、ことに菊花賞はその距離からもスタミナ能力をはかるレースです、だからこそ昨今菊花賞の廃止&距離短縮論にはずっと反対を唱えているんですが。それから考えれば今年のレースは望ましい結果になったと考えています、別に適切なラップだからよいというものでもないと思いますが。

あと適切なラップ=ミドルペースですよね?という事はどんなレースであれ基本ミドルペースと結論されるのが普通で、スローペースになるのは単に逃げ&先行馬にスタミナがないからでしょう。

それから各陣営とも最も平均的な馬場&ペースを想定してレースを選択してるとありますが、各陣営ともレース前のコメントは「ハイペースになれば」「スローなら」「良馬場なら」「渋れば」「荒れ馬場はいや」などまちまちです。そもそも平均的なペース=ミドルペースでありますし。

もちろんスローペースになる原因がスタミナ不足だけではありませんが、それを見落として語るのもおかしな話ですね。

[2]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/10/31(木) 02:31 [ 返信 ]

タイトルこそすべてをものがたっているつもりでしたので、ポイントが掴めないと思われるとは予想外の回答でした。とりあえず、要約しておきましょう。

スレッドの真意を乱暴に一言でいえば、「一部の人が否定的に語るスローペース症候群なる言葉を抹殺しませんか?」です。以下は、前レスの要約。
1、一部の人が否定的に語る、「現状のレース=スローペース症候群」。何を根拠に騎手達(或いは馬達)は非難されなければならないのか?。
2、親記事に於いて述べた理由により、スローペース(正確にはやや遅め)のレースが多いことは当たり前(=正しい)。で、当然否定されることではない。
3、仮に、ペースの速さで騎手が非難されるのであれば、スローよりもオーバーペース。(理由は前投稿で掲載)

ここからがろっきぃさんに対する返信です。

ポイントが掴めないと仰られたように、ろっきぃさんの投稿は少しスレッドのテーマから離れた内容になっています。「否定的に語られるスローペース症候群」なる言葉に対する是非が、ろっきぃさんの投稿内容からはうかがえませんので返信がし難いです。ろっきぃさんの考えに対して返信するのも面白いのですが(やり取りをしてもよい)、それをするとテーマから離れて行きますので、現在は保留とさせてください。

≪私からろっきぃさんに質問≫
一部の人が否定的に用いる言葉「スローペース症候群」。これに対する考え(例:スローは多発しているのか?スローの是非、言葉の正否等)を、教えてください。
最後は蛇足になりますが、私の方もろっきぃさんの投稿の真意&論拠が掴めないのですが…。基本的に私の論理に否定的なようですが、補足しているだけの内容にも一部受け取れまして…。
02/10/31(木) 03:21 編集

[3]. スローペース症候群ってなんだ?
|| ろっきぃ ID:225b51e 02/10/31(木) 10:56 [ 返信 ]

タイトルだけならわかりやすいのですが、本文が整理できてなくて焦点がかえってボケているというのが私の感想なんですが....まあそれはいいや。

まずスローが多発してるか?それほどでもないが目立つ。

スローの是非?まず中長距離戦でスローになるのは逃げ先行馬にスタミナがないからという大前提が抜けてます、何故プロヴィックスさんがこれに触れたがらないのかよくわかりませんが。でまあ単にスローになるならそれほど問題はないと思います。先行馬達が行きたがらないなら、普段差し馬でスタミナに自信がある馬が先行すればいいんですよ、これを「駆け引き」と言います。全ての馬がスタミナに自信がないなんて事はないはずです、実際今回の菊花賞はほとんどスタミナに不安があると言われながら3頭発掘できました。

ところがスタミナがあるはずの馬が前にいかない....まあ器用でないとかいろいろ理由はあるでしょうがこれも「駆け引き」と言われます、でマラソンで言うところの「記録よりも勝負」になってしまう。騎手側からすればそれでいいのかもしれませんが、繁殖能力判定の面からすると「能力を出し切ってない」事になる、他の人は知りませんが私が不満なのはここです。たまたまかもしれませんが今回の菊花賞によりヒシミラクルはスタミナ能力が証明できた、角田騎手も自信を持ち今後積極的なレース運びが期待できるかもしれない。騎手同士が「駆け引き」と言えば聞こえはいいですが、消極的なレース運びをする事で能力が証明されないまま消えていった馬が数多くいると思っています。

長くなったので一旦切ります。

[4]. 逃げ先行馬のスタミナ不足がスローの要因 か?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/10/31(木) 19:47 [ 返信 ]

ここではタイトルを変えて、ろっきぃさんのが大前提といわれる、「中長距離戦でスローペースが多いのは逃げ先行馬にスタミナがないから」に関連した話題に絞って返信。(本題は後ほど)

大前提とまでは思いませんが、理解出来る話です。ここでは、肯定出来る側面と懐疑的な側面の両面から話してみたいと思います。

一般論ですが、ベストな距離から離れるほど位置取りは後方が正解でしょう。短縮されればペースが速い為、延長されればスタミナを温存する為。で、ろっきぃさんの考えは、「逃げ先行馬の多くが短めの距離を最適性とする馬が多いので、それらの馬がペースを作るとスローになる。それならば、短めのレースでは後方に位置してしまう長めの距離を適性とする馬は先行すべきで、それを行なえばスローにはならない。」ですね。
考え方はほぼ一致していますので、一致している点に関しては同意です。最適なレースでもその他のレースと同じように後方に位置取りをすることで、埋もれた馬はそれなりの数いると思います。このような例は改善されることに越したことはないでしょうね。馬の特徴にあわせ能力を最大限に引き出す。その為には無難な選択をせず、積極的な選択をすること(最後方待機も含め)。これは望みたいものです。

「現実に、長距離馬にそれが出来るのか?」
このように問いかけると、それほど単純にはことが運ばないと思います。思いつくままに理由をポイント別に
1、位置取りはテンのダッシュ力のあるなしが占める割り合いが強く、一般的に短めの距離を得意とする馬よりダッシュ力のない長めの距離を得意とする馬は相当の意志が騎手に伴わないと逃げ先行にはならない。
2、1を踏まえた上、スタートで気合いをつけて前へ行こうとすると、今度は暴走(オーバーペース=最も犯してはならない)の危険性がある。
3、一般的に、テンはその馬に最適なリズムで走らせることがベストパフォーマンスを発揮させるための最重要ポイント。長めの距離を得意とする馬は、そのリズム(ペース)が遅めの馬多数。
4、急速な加減速こそ、馬に最も負荷を与える。スタミナのある馬とて比較論としてのスタミナ。無尽蔵ではなく、その例に漏れない。
蛇足としてワンポイント加えると、長距離馬であるとか先行出来る筈等と推測しても、実際に行なわれない場合はあくまでも推測。その推測こそ間違っている可能性の方が高い。(過剰に推測する人ほど犯す過ち。イコール競馬ファン?)

タイムトラック的に走ればベスト。スローを嫌う人はこのように考える人が多いように思いますが、「そうはならない現実。」を前提にしないと、現実性がないですからね。再三、不明瞭だと指摘されていますが、このスレッドに関しては現実が何処から来るのかを、思いつくまま提示しているだけですからね。読み込めない人はいても、それほど不明瞭ではないはずですが…。で、本音を言えば、非現実な側にたつことこそ不明瞭。どう言ったって、答えは見えない闇の中ですから…。

馬場がスタミナを必要とする馬場になれば、ペースに左右されずにスタミナ馬は台頭します。逆に、高速では長めの距離でもペースがどうあれ、埋もれる可能性が多いでしょう。ペースより馬場。ペースは二次的な要素に過ぎないと思います。
02/10/31(木) 21:01 編集

[5]. 逃げ先行馬のスタミナ不足がスローの要因 か?
|| ろっきぃ ID:2268a50 02/11/01(金) 02:09 [ 返信 ]

現実的な話をしてるつもりだったんですけどね、非現実ですか....テンにいけるかどうかはスタミナうんぬんよりもその馬の気性や器用さによって左右されると考えているのですが。ダッシュ力がある=スタミナがないというのは短絡的では?プロヴィックスさんの意見も多分に推測が入り混じっているとは思いますけど。

本題から外れているとの事なのでこの辺にしておきます。

[6]. ろっきぃさんへ
|| プロヴィックス ID:2194902 02/11/01(金) 05:38 [ 返信 ]

とりあえずこの投稿は、私とろっきぃさんのやり取りの不毛化を避けるために行ないます。

≪何を理由に現実的だとか非現実的だとか言っているのか?≫
「実際に常時現われている現象を、まずは素直に肯定する視点から出発しているのかどうか?」です。繰り返して話していることも、要約すれば「現実を肯定的にみる視点から出発して、それをベースにした後に様々な角度から吟味しなくては、見る立場のファンである限り現実的な推測にはなりえない。」と言っているのです。一般的に見ると「ペースが馬をダメにしている論」は、現状のレースに対して懐疑的であるあまりに、出発点からして推測を持ち込んでいると思うのです。一歩手前のところで推測が入っている。これが、「現状のペース(或いは騎手)は悪い論」に私が否定的な理由です。私の説も理由付け(或いは説明)に関しては推論に過ぎませんが、スタート地点では現実に行なわれている現象をありのまま肯定する視点が原点です。結果的にどちらの考えが正しいくなるのかはケースバイケースですが、考えの筋道としては「現実を肯定的に見る視点から出発する」側に、一理あると思います。

出発点(総論)を端折ってしまえば、ろっきぃさんの考え(各論)に対して同意出来る箇所もあればそうでない箇所もあります。正否は推測するより手がありませんしね。しかし、クドイようですが、「ペース論を考える際に何処から出発しなければならないか?」と問いかければ、現状行なわれているペースの是非を解いたりする前に、とりあえず現状のペースを肯定することから始めなければならないと思います。

これには同意して頂けますよね?同意して頂けない限り、これ以上のやり取りはすれ違うだけでしょう。

≪ここからは補足です。≫
「一般的に長めの距離に適性のある馬はダッシュ力に欠ける。」とは言いましたが、「ダッシュ力がある=スタミナがない。」とは言っていませんよ。更に、「非現実的な視点にたつことこそ不明瞭。」とは言いましたが、ろっきぃさんがそうであるとは言っているようで言っていない。で、この読み間違い自体はどうでも良いのですが、間違いの元になったと推測される「この飛躍を行なう背景が何処にあるのか?」を、私などは見てしまいます。どうにもこれがすれ違いの始まりのように思え…。

最後に、実際のレースに於いてテンで前にいけるかどうかに触れれば、
単純に、ダッシュ力&当該レースのスタート&騎手の意志が、最重要ポイント。
一般的には、短距離ほど前者、長距離ほど後者が決定するでしょう。気性に関しては関係はすれど二次的。スタミナに関しても、騎手の意思決定に左右すれど、基本的には無関係と言っても良いでしょう。
02/11/01(金) 08:37 編集

[4]. スローペース症候群ってなんだ?
|| ろっきぃ ID:225b51e 02/10/31(木) 13:02 [ 返信 ]

私自信は単なるスロー否定ハイペース賞賛に組するつもりはないですよ、スローでも好レースは沢山あるしハイペースでもひどいレースは沢山ある。問題は騎手の「悪い」駆け引きにより結果スローになりほとんどの馬が力を出し切れてないレース、皆が怒っているのもこの類じゃないですかね。

そもそも先日の菊花賞は単なるハイペースとは捉えていません、前半の時計は確かに速いですが中間がくっと落ちて後半もやや速い(3F35.4)、しいて言えば乱ペース。岡部騎手あたりが具を犯したのは事実かもしれませんが結果レースの醍醐味は増しました、これも一種の「駆け引き」ですよ。

結論的に言えば「皆単なるスローペースを非難している訳ではない」と私は思ってます。本来スローでないはずのレースが、騎手の駆け引きというより判断や技術のなさによって馬本来の能力を引き出せず、結果つまらないレースになっている。それを皆嘆いているのではと。これで答えになってますか?

あと私の投稿がテーマからはずれてるという事ですが、それなら最初にあのようなわかりずらい長い文章は必要ないと思いますよ。確かに私の最初の文章はテーマに対しての答えというよりは、元文章に対しての不備を突っ込んだだけのものですので。

[5]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/10/31(木) 22:46 [ 返信 ]

こちらは本題に即した返信です。他の方の考えまで考慮されていますが、本当にそうであるのかは不明ですので、すべてはろっきぃさんの考えと受け止めて返信したいと思います。

1、ペース自体はなんでもよい。
2、単にスローペースを非難しているのではなく、騎手の(悪い)駆け引きにより馬の能力を出し切れないレースが多いことが問題。
3、それは駆け引き以上に技術&判断力のなさがあり、つまらないレースに繋がっている。

ろっきぃさんの考えは、要約すると以上の3点ですね。1に関しては、「スロー=ダメに疑問」がスレッドのテーマですから、当たり前ですが同意以上に話すことはなさそうです。

≪2&3への返信≫
ハイペース賞賛でないとすれば、レースが低調に終わるひとつの要因ではありますので、同意出来るとも言えます。ただ、この論理は論理的には正しいようにも思えますが、「では、どうすればよいのか?」となると、少し現実味がない話のように思えます。所詮ファンですから嘆くのもありですが、聞き入れるべき批評として受け止めるのにはこの点が不明瞭なんですよ。枝分かれした項でも述べましたが、騎手に問題ありと指摘しこのように乗ればと提示されても、逆の問題点が浮び上がるばかりで解決にはなりそうもありません。ファンの立場からは、論理的に正しそうな考えを提示しても、抜け落ちている点があることは立場上回避出来ないことが多数あると思います。ろっきぃさんの競馬感をすべて理解しているのではありませんから一般論で話すことしか出来ませんが、騎手が完璧に乗るレースなど名手でもまれ。現実に起こっている事実こそ最優先して考えないと、競馬関連の話題はどのような論理も不毛化するだけでしょう。

ちなみに蛇足になりますが、菊花賞のペースは数頭を残しその他はすべてオーバーペースです。根拠も細かく述べられますが、ここでは着順とオーバーペースであった前半の位置取りとの「極端な裏返り現象の事実」を根拠としておきます。

蛇足
こちらは本当の蛇足です。わかりにくい文章不要と言われても…。この程度でわからないとはぐらいにしか思えないです。あまり言われると、投稿の真意を疑いますよ。で、私からも指摘を。テーマが理解出来ないのであれば投稿しないほうがよいと思います。部分の粗はこの程度のスペースでは当たり前。それを論っても、不毛ですからね。このサイトに限らず、掲示板では日常茶飯事な光景ではありますが…。
02/10/31(木) 23:08 編集

[6]. スローペース症候群ってなんだ?
|| ろっきぃ ID:2268a50 02/11/01(金) 02:39 [ 返信 ]

私の意見を要約していただいた事はありがたいのですが、私の読解力のなさか返信の要点が掴めません。別の投稿でも触れられていましたが現実味がないから不毛と言われても、じゃあ一体何が話したいの?と言いたくなります。

先頃から文章がわかりにくいと言っているのはそれなんですよ。別に私の意見に関して同意であろうとなかろうとそれは議論の過程として当たり前の事ですが、最初の文章を読む限りでは返信で書かれているような事は求められてないと取れるのですが、理解力が足りないのかな。

話を本題に戻すと「じゃあ、どうすればよいの?」と問われても私には解決策がパッと浮かんできません。このままでは本当に不毛に終わってしまいそうですが、そうならない為にも是非ともプロヴィックスさんの意見をお聞かせ願いたいものですね。

[7]. スローペース症候群ってなんだ?
|| プロヴィックス ID:2194902 02/11/01(金) 07:56 [ 返信 ]

まずは質問に対する回答から

私からは「どうすればよいのか?」の回答はありません。
スローペース症候群などと現状のペース(騎手)を非難している論理に否定的なだけですし、結論としても現状のペースを取り立てて否定する必要なし派。ですから、どうすればもなにもないのですよ。
回答は以上ですが、補足になりそうなので付け加えれば「競馬に関しては、結果をありのまま肯定的に捉え、それをベースに分析すること以上に分析は行なわない派」です。とりあえず競馬好きですから、アホな話も含めなにも考えないのではないのですが、取り込まないようにしています。ようするに、取るに足りない論理と捉えているのです。「スローペース否定論者」には申し訳ありませんが、取るに足りない(他人に聞かせられない)論理だなぁと捉えています。

無差別に返信を求める掲示板である以上、どんな返信が来ようと良いのですが(読まれればよい派なので来なくてもよいとまで思っている)、とりあえずは期待する回答はありますよね。で、私の場合は自身の想定が及ばない回答に期待しています。以外に思うかもしれませんが、極端に言えば論理を屈服されたいとまで思っています。自身の考えなんて退屈ですからね。ろっきぃさんに返信をしているのも理由は同じなんですけどねぇ〜。

ここからは御付き合いして頂いた御礼として、ろっきぃさんの考えにたって考えて見たいと思います。すれ違いばかりも不毛ですからね。

スピードがスタミナを凌駕する流れをストップすることは基本的に不可能だと思いますが、人為的行為によりスタミナを排除することは避けるべきでしょう。スタミナ馬存続にも肯定的です。この点はろっきぃさんと一致していると思います。
では、どうすれば生き残るのか?
再三話しているように、それを騎手に求めるのは無意味。人工的なトラック競馬なので馬場の高速安定化傾向は避けられないので、馬場に期待するのもダメ。レース体系をかえるとか、レースそのものの観念を変容させることしかないでしょう。
で、体系面の改正は、下級条件戦に長距離戦を増やすでしょう。
当初は頭数が揃わないことがネックになりそうですが、少頭数に関してはその分賞金を稼げることや除外ラッシュの現実が解決してくれそう。長距離戦を嫌う関係者の問題は、人の意識は現実に即し次第に変わりますので、先見がある関係者が結果を出すことにより変化することに期待すればよいでしょう。
次にレースの観念ですが、ステイヤーのカテゴリーを距離延長して、一部にツマラナイと言われようが5000mぐらいまでのレースを設けること。あとは、中山障害コースのようなバンケットを取り入れること。これは平地コースを改良すろのではなく障害コースとの併用。置き障害形式であれば障害コースを平地コースと併用させることも可能。水郷の問題は柵を改良すれば回避出来るでしょう。ちなみに坂の使用を要求するのは、坂自体がスタミナを奪うというよりも、一定のペースで走らせない為。有酸素性を求める為です。いずれにしても、スローペースは回避出来ないと思いますが。

これはステイヤーだけではなくスプリンターにも当て嵌めたいです。両極を広げることの成果は、両者の生き残りだけではなく、現行行なわれているカテゴリー内を適性とする馬達にも、長い目で見れば必ずフィードバックされると思います。
02/11/01(金) 08:10 編集


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