寝るためのコンサートというのがあるのは知っていたが、寝るためのCDというのは始めて噂を聞いた。そこで今晩は寝るために聴けベスト5を発表したい。一位 ピアノソナタ月光 ただし第一楽章のみ二位 モーツァルトのクラリネット協奏曲三位 ハレルヤコーラス 見事にハレルヤの繰り返し。ハーレルヤハーレルヤハレルヤハレルヤハレルウーウラー四位 武満徹五位 フォーレのレクイエム三位は異質かもしれないが、羊を数えるのと同じ要領でハレルヤの数を数えたら寝れるだろという勝手な推測に基づいている。誰か数えてみませんか。たぶん途中で寝てしまいます。そんな強敵に勝ったのがクラリネット協奏曲。クラリネットはある意味ダイナミックだけれど、古きよき時代のプレイヤーは非常に温かみのある音色を吹くのでダイナミックに寝てしまうと言うか、低音から高音に移ったときにふっといってしまいます。一位はやはりベートーヴェン。これも演奏家によりますが下手な月光はタタタンの最初の三音でいってしまいます。まさに秒殺。不眠症の方はぜひ参考にしてください。次に心臓に穴があくほどびっくりする音楽を。一位 悲愴交響楽 気持ちよくなりはじめ、睡魔が・・・そのとき二位 驚愕 なんたって驚愕ですから。三位 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 心臓に穴があくほど感動する。四位 ブルックナー第8番五位 未完成交響楽最後に私がもっとも思い入れのある曲を。ピアノ三重奏 大公私が最も共鳴した曲。無駄な音がなく、行間とか閃きだとか全てが美しく感じる。これこそベートーヴェンだと心から思った。これ以上何も求められない。◇ 07/04/09(月) 23:25 編集