今日熱帯魚を買った。うちの水槽には死んだ魚は埋葬しないという伝統がある。ならば火葬でもするのかというと違う。水槽で死んだ状態のままほったらかすのだ。バクテリアが分解するまで見守るのだ。この方法が最も私には好ましいように思える。熱帯魚を飼うということは生態を理解するということでもある。ところで今日は熱帯魚を五匹購入したので今水槽に七匹いる。そのうち古い二匹のうちの片方は一年前まで5匹の同種と一緒に泳いでいた。しかし同種がいなくなるにつれ元気がなくなってきていた。かわいそうに・・・しかし私は安易に仲間を増やさなかった。うちの水槽はせまくて、せいぜい7匹が限界である。そうでなければアンモニアとか亜硝酸濃度が高くなって、魚にとって住みにくい環境になってしまうからだ。実際にそれが原因と見えて五匹は死んだのだ。逆にいうと私はこの残り一匹をどうしても死なせたくなかった。逆に言うと五匹死んだからこの一匹は生きているのである。しかし今日魚の数を増やしたのはその一匹がもう寿命に近いと思うからである。残された時間は短いのだからもう一度同種といっしょに泳がせてやりたいと思った。だから全て同種を買った。しかも最初に買った日と同じ数にするために五匹。仲間が増えて嬉しそうだった。よかったね。◇ 07/06/01(金) 23:46 編集