White Board II 別館
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73. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/03/29(木) 00:29 [ 返信 ]

このスレッドでは一人で雑談をしたいと思います。参加資格は荒らしじゃなければ
誰でもOKです。それではまず私から。最近は本を読む時間が減って学生時代がいかに幸福であっ
たかをぼんやり思い出してみます。私が中学のときに読んだ本は小説でもなく自伝でもなく、ほとんど漫画だけでした。
その漫画の代表格はブラックジャックです。手塚治虫のマンガにはいつも深い夢のような圧倒的現実があります。ブラック
ジャックは天才外科医ですが、人には悩む中にも最終的には答えを出さなければならない時があります。そのことは天才と言えど変わらないわけです。そんなときにどういった行動にでるべきなのか。中学の頃、傷つき傷つかせるだけの単純で嫉妬深い生活を送っていた私にとってそれは非常に興味深いことでした。その答えは非常に人間的で患者と読者に勇気を与えてくれます。今でもこのマンガを読むと考えさせられます。高校のときは宇宙について理解することが多くなり、数学とか物理について考え始めました。この領域には人間の社交的な部分が欠落していてマニアックな見方がされがちですが、まあ実際そのとおりです。しかし私がなぜこの世に生まれたのかは分からないにしても、どのようにして生まれたかは知りたいと思い物理を専攻。そうなると宇宙規模になってしまい難しいことを勉強しなければなりませんでした。そこにはマニアックな人がたくさんいて・・・・その一方で音楽にも没頭しました。私は感受性が昔から強くある意味恐ろしい人です。これがまた作曲家と共鳴してどうしようもない。JPOPというのかな、いわゆる最近の曲は全然聴きません。なぜなら共鳴しないからです。例えばベートーヴェンの弦楽四重奏第15番の第三楽章。あの病気から復帰したときの気分だとか田園交響楽の最終楽章の感謝の気持ちだとかマーラーの死への憧れだとか、モーツァルトの自由。これらはもう芸術であって涙を何度流したことか。チャイコフスキーの悲愴交響楽も色あせない名曲です。私はモーツァルトの音楽には明と暗の両方が含まれている思います。恐らく彼の音楽は自由だからです。自由だというのは非常につらく同時に楽しいものだからです。何よりモーツァルトの曲には「道」を感じます。ベートーヴェンのベートーヴェンたる音楽はあらゆる共感を無視している。戦う人のレクイエムであり孤高の悲しさから這い上がってくる人間性であって自由ではない。諦めだとか単純に暗いニュアンスを最終的に単純に明るいものに変えて実りあるものにしている。その鮮やかさはまさにブラックジャックのオペのようにすごい。そしてそのパワーに圧倒される。ブルックナーの曲にも影響を受けました。「マーラーは神を見ようとした人、ブルックナーは神を見た人」という有名な指揮者の言葉がありますが、まさにそのとおりで言い出すときりがないのでもうここで止めときます。何が言いたいか皆さんもうお分かりでしょう。良いものは良い。いつになろうが良いものは結局何度でも読んだり聴いたりできる。

[1]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/03/29(木) 21:21 [ 返信 ]

さすがに一日では終わらない。また今日何か書くわけですが、また夢について考えたいと思います。
私たちは、夢と言うものを軽く見すぎています。夢を見ているときの快感は何にも変えがたく現実では決して起こりえません。しかし夢を現実としてみると現実はまさに夢であって、おきた瞬間実際にそのような実感を得ることがあります。そして昨日はなんと起きた瞬間だけではなく一日中夢のような生活を送ったのでした。そして今日寝るときは現実に帰るような気分がするのです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。おそらく最近ブルックナーの第5交響楽を聴いたからです。また音楽の話かいと突っ込まれそうですが、そうではなくて人生に於いて頭が麻痺すると言うか現実に生きていないような感覚に襲われることがあります。このような感覚は喜ばしいものなのでしょうか。人は悩んだり沈む必要などあるのでしょうか。いっそうそんなものは知らない方が良いのではないのでしょうか。私たちは悩みや心配を減らそうと努力したところでさらに悩みや心配が増えることを知っています。これは現実に生きている以上仕方ないことだと思います。こうしたものを忘れるには寝るしかないわけです。しかし私はこれを逃避だと思いません。たくさん悩んで寝るときにしっかり寝るのは苦悩を忘れるためではなくて苦悩に打ち勝つためだと思います。今日と明日を違うものにするために。睡眠があるのです。そんな当然のことを私は最近忘れていました。だから現実と夢が逆転したのでしょう。そこでブルックナーの音楽がかなり影響したと思われます。指揮者チェリビダッケが編むこの曲は夢空間に誘い込む力がありながら夢を現実と化してしまう麻酔のようなものです。私は涙を禁じえませんでした。いかに夢の出来事であっても信念を曲げない力があれば神は舞い降りるのだと。そしてそれがまさしく夜寝ているときの夢であって欲しいと思うのです。そうすれば起きてからも強く生きることができるのではないかと。

[2]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/03/30(金) 23:18 [ 返信 ]

昨日おもしろい記事を2つも読んだ。その記事から武豊について考察できる。
というのはこれら記事に書かれていることはまるで武を説明しているようなものだから。
まず武と他の騎手では何が違うのかということである。私はこれまで度胸が違うとか色々言ってきたが、もっと客観的に見ると、要するに経験値が違うということだ。異論あるまい。そしてその経験値の差がどれほど騎手の実力に関与するのかを考えてみると、それこそ騎手の実力イコール経験値の差そのものであったりするのではないか?と思わせる記事だったのである。
その記事はある指揮者が自分の職業について語ったものであった。指揮者と騎手となんの関係があるのかと思われるかも知れないが、騎手は馬を操る指揮者である。これは関係がありそうだ。その指揮者は、ある偉大な指揮者の指揮についてこう説明している。「理屈を追っていくと理にかなっていない部分がたくさんある。それだのに音楽的な条件が整ってくると、それを超えて何かが降臨すると思うんだけど、その降臨する頻度が多いんだよね。」ききてが質問する。―本人にはその秘密がわかっていたと思いますか。指揮者はこう答える「絶対わかっていたと思うよ。音楽家っていろいろやるんだよ、好き勝手に。閃きとか行間の宇宙とかそういうものは何もない。ただそのときどきに判断を下すのが指揮者でこういうふうに行くと気持ちよくなるんだ、というのが分かるんだよ。絶対過去に経験があって、こういうやり方があった、自分でやったことがあるというのがちゃんとあるからできるんだ。なにもわからないところに、いきなり足つっこんでいかないよ。」これはまさに武豊の説明そのものではないかと思ってしまうのだった。もう一つの記事はイタリア人が時間にルーズなのは、最初から計画を進めて全体を構築するのではなく、最後の最後で上手くいけば御の字だという考え方からきているのだろうと書いている。これがまた武豊の説明に思えて仕方ない。また、この記事はこう書いている「想定内の完成形より、想定外の完成形のほうが、しばしば人に感動を与える。」これも何度武に見せ付けられたことか。ぐたぐた書いたが、この2つの記事は音楽評論でありながら武豊について雄弁に語っている。

[3]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/04/05(木) 23:06 [ 返信 ]

プロ野球が開幕している。田中投手のことで思い出したのが、WBCだ。
WBCでの日本の強さは何だったのか考えてみるとどうしても甲子園という舞台に求められると思う。
というのは甲子園というのは誰もが憧れて負けたら最後という舞台なのだから、これは日本の野球を育てているのは間違
いない。しかし甲子園の残酷さを分かるのはそれを経験しなければ難しいだろう。と同時に勝ち進む歓喜の味わいも経験し
たものでなければ分からないと思う。野球を楽しむというかエンジョイの精神は元々、そこには本来ない。監督や選手は必
死になって野球を練習し上達する。その毎年のサイクルが日本の野球を育ててきた。そこで勝ち上がってプロになって球界を代表する選手は修羅場を乗り越えてきた人間たちだ。彼らがWBCを勝ったことは日本が育てた根性論の結果に違いない。何にしてもまず根性だという昔の?考えは今は嫌われるが、日本の野球を育てたものは何かと聞かれると日本人の生真面目さというか泥臭さだとしか答えようがないのではないか。個人のレベルにおいてそんなものは些細だが、長い時間、言い換えれば豊かな時間が日本の野球を育てたとしか思えない。そこで果たす甲子園の役割はいかに大きいか。

もう一度夢の話をしたいと思う。夢というのはすごいものであり得ないことが起きているのに、気分はすぐれて現実的なの
だ。ようするに圧倒的に現実過ぎてぶっとんでいる。これが実はモーツァルトである。ないものを感じ、あり得ないものを聴き取り、考えられないようなことを考える。できないことができてしまうような感じになるのが音楽の魔法なのであるがベートーヴェンは違う。彼の音楽は呼吸しているのである。自分が呼吸している夢なんてあり得ないと言ってみよう。呼吸を感じ取ったらもう夢ではなく現実だという意味で。ならば彼の音楽は現実に踏みとどまるのである。いわば空気との対話であって一度旋律が走ると旋律に対して空気が動く、ざわめく。その動きを吸い込み、そして今度は空気に吸い込ませる。その繰り返しがベートーヴェンだ。一度捕まえた空気を離さない。しかし一度呼吸し呼吸された空気は決してどれも同じでない。その結果夢のような音楽はなくなる。が、そこから圧倒的な現実感、現実しかないような恐ろしい立場を離れられない気分が生まれる。そこに何を感じ取るか。喜び、悲しみ、しかしそれらの感情は夢のように圧倒的ではない。現実そのものであって逃れられないその生きているという実感である。
07/04/05(木) 23:26 編集

[4]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/04/06(金) 19:55 [ 返信 ]

毎年書いているような気がするが私には好きな言葉が存在する。
その言葉は新聞で発見して以来、この時期になると必ず思い出してしまうなかなかのクセものである。
桜はそれが見れない人のために咲く。この言葉の何が好きかを考えてみたところ、なにか色々好きになってしまって想像が
膨らむばかりなのである。ただし要するに、この言葉から分かる雰囲気が非常に分かりやすく、機知に富んでいながら説得力を持っておりなぜか涙を流してしまうほどの美しさを持っている、そういう要素が桜自身の特性と全く同じで見れないのになぜという疑問への解決が桜は誰にとってもやはり桜なのだと確信が平和な感じもする。こうした言葉を私は他に知らない。

[5]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/04/07(土) 21:39 [ 返信 ]

私は一度洗顔料で歯を磨いたことがあって、とんでもなく苦かった。苦味が出ると同時にネバネバし始めて何かおかしいぞと思ったときには呆然とするほかなかった。二三秒たってから洗面台へ。奇声を発したのは言うまでもない。

[6]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/04/08(日) 18:47 [ 返信 ]

つらいときに笑顔を見せるというのは非常に難しい。しかし笑顔を振りまくのは非常に大事なことである。
テレビでフィギュアスケートを見るといつもそう感じる。これにも一流から三流まであって、調子もあるかもしれないが
やはり強い(ポイントが高いということではない)スケーターの笑顔は素晴らしいものがある。今日の桜花賞であるが、ダイワスカーレットは笑っていたように思う。このレースでアドマイヤグルーヴの、ラインクラフトを破ったラストランを思い出したのだが、血統とか人の努力を超えたところにもう一つの勝負があり、それが浮き彫りになることでひどく感動する。
07/04/08(日) 19:07 編集

[7]. 日々雑談
|| POPER ID:46c1eec 07/04/09(月) 23:19 [ 返信 ]

寝るためのコンサートというのがあるのは知っていたが、寝るためのCDというのは始めて噂を聞いた。
そこで今晩は寝るために聴けベスト5を発表したい。

一位 ピアノソナタ月光 ただし第一楽章のみ
二位 モーツァルトのクラリネット協奏曲
三位 ハレルヤコーラス 見事にハレルヤの繰り返し。ハーレルヤハーレルヤハレルヤハレルヤハレルウーウラー
四位 武満徹
五位 フォーレのレクイエム

三位は異質かもしれないが、羊を数えるのと同じ要領でハレルヤの数を数えたら寝れるだろという勝手な推測に基づいている。誰か数えてみませんか。たぶん途中で寝てしまいます。そんな強敵に勝ったのがクラリネット協奏曲。クラリネットはある意味ダイナミックだけれど、古きよき時代のプレイヤーは非常に温かみのある音色を吹くのでダイナミックに寝てしまうと言うか、低音から高音に移ったときにふっといってしまいます。一位はやはりベートーヴェン。これも演奏家によりますが下手な月光はタタタンの最初の三音でいってしまいます。まさに秒殺。不眠症の方はぜひ参考にしてください。

次に心臓に穴があくほどびっくりする音楽を。

一位 悲愴交響楽 気持ちよくなりはじめ、睡魔が・・・そのとき
二位 驚愕 なんたって驚愕ですから。
三位 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲 心臓に穴があくほど感動する。
四位 ブルックナー第8番
五位 未完成交響楽

最後に私がもっとも思い入れのある曲を。

ピアノ三重奏 大公

私が最も共鳴した曲。無駄な音がなく、行間とか閃きだとか全てが美しく感じる。これこそベートーヴェンだと心から
思った。これ以上何も求められない。
07/04/09(月) 23:25 編集

[8]. 第一印象
|| POPER ID:46c1eec 07/05/10(木) 01:33 [ 返信 ]

人は良く第一印象が大事だと言う。ところが私はそう実感したことが全くない気がする。それどころかある日突然、
最初受けた印象が今では全く違っていることに驚くことが多い。タップダンスシチーとファインモーションもそうだった。タップダンスシチーはG3の常連として、特にとりたてて見るべき馬ではなかった。印象に残っているのはテイエムオペラオー、ナリタトップロードの5馬身後ろぐらいにばてもせず伸びもせず流れ込んでくるだけの馬だった。しかし、いつかの有馬記念。あれはすごかった。4コーナーを周るタップダンスシチーの姿を見たとき私は、一周目を周ったときと同じぐらい、いやそれ以上の手応え。しかしこういう時こそ負けるのが競馬で私はかなり冷静にテレビ画面の左側を見ていた。ファインモーションが差し返すんじゃないかと(爆笑)唯一差したのはシンボリクリスエスだった。とにかくこのレースは見所が多すぎて私の中では伝説になっている。予想のつかない個性派同士の争いが競馬に新鮮さを与えていた。あのとき、競馬のおもしろさというよりも第一印象がくずれさる滑稽さに今まで見てきたアレ(タップダンスシチーのかなり地味な末脚やファインモーションの圧衝撃)は何だったんだと憤慨した。しかし今考えてみると第一印象が強烈過ぎてその後の印象がさらに強烈になってしまった事例の一つだと冷静に受け止められる。
07/05/10(木) 01:46 編集

[9]. ダービー馬はダービー馬から
|| POPER ID:46c1eec 07/05/26(土) 02:25 [ 返信 ]

父がジャングルポケットのフサイチホウオーはさすがに成長力も感じられる。
皐月賞の追い込みは父親ゆずりであった。これを見た瞬間、大勢の人がダービーの結果が見えたはずだ。
無意味なことは考えずに自信の本命にする。ヴィクトリーは微妙に距離が長い気がする。推奨馬はヒラボクロイヤル。
注意はローレルゲレイロ。3着あたりに粘るのではないか。ウオッカは所詮牝馬だ。アドマイヤオーラは馬体重に注意が必
要だろう。

[10]. ダービー馬はダービー馬から
|| POPER ID:46c1eec 07/05/27(日) 21:16 [ 返信 ]

今日は同僚と2人でウインズに行った。ウインズに着いたのが1時だった。
東京8Rの芝を見ていると、まあなんと内がきれいなことか。当たり前のように内の馬が残っていた。
だからヴィクトリーとサンツェッペリンとアサクサキングスは当然マークしなければならないのだが、
馬券の対象となるのはヴィクトリーのみである。なぜならヴィクトリーがはやめに先頭をつぶしてくれ
ると思っていたからだ。そこに差してくるのはフサイチホウオーというのがおおまかな予想だった。
おおまかすぎる!まあ競馬を何年もやっててこんなありきたりな予想しかできないのだから、馬券も
当たらなくて当然なのだ。そう、今日はウインズで隣の席におばちゃん2人がちょこんと座っていてその
片方のおばちゃんがよく喋りかけてきた。人生の後半になると人はあれだけ哀愁感が漂うのかと感心する。
人生の大先輩に耳を傾け、何を話しているのか分からないときもあったけれど、今の若い人にはない優しさ
があった。私が見せた単勝ハズレ馬券を「これが馬連?」と聞いてきたときはびっくりした。彼女は馬券の
システムは勿論、競馬のいろはが全くといっていいほど分かってない。だからレースが終わっても馬券が
当たったのかどうか分かっていない。つまり払い戻し機に馬券を突っ込むまで結果が分からないのである。
そんな状況で私の立場としては彼女の馬券を見て、「それハズレですよ。」となんてとても言えない。
でもさすがに何番の馬が何着かは分かるようで、問題は三連単と三連複、馬連と馬単、馬連と単勝の違いが
分からないということだ。古き良き時代という言葉があるが、私は古き良き時代のウィーンが好きなのである。
ここでまた音楽の話になるが、現在はとにかく交響曲を聴くときもであるが「解釈」という概念が重要視されて
いる。これがベートーヴェンらしいとか、これがブルックナーの精神だとか、楽譜をいじくりまわして曲を立体
的に浮かび上がらせようとする。しかし古き良き時代にはそんなものは必要でなかった。1950年代に録音した
CDを聴いて私はいままで聴いてきた音楽がどれほど無機的で批判的なものであるかが分かる。いまや、ウィーン
は観光地として発展しているがそのために、郷土性が失われ文化が平均化してしまっている。もとはといえば、音
楽には人間性、つまり人間として生きるにあたり感じる全てのものを音楽は内包していた。もっといえば、人間を
さらにより人間にするのが音楽であった。しかし今は違うのだと思う。人智を超えたとか、人間性の卓越だとか、
宇宙の鼓動だとか、そんなものが評価される。僕たちはまるで人であることを拒んでいるかのように音楽を聴いている。
となりに座っているおばちゃんを見てそんなことまで考えた。そして家に帰り、モーツァルトのクラリネット五重奏曲
を聴いた。1951年のウラッハとウィーン・コンチェルト四重奏団の演奏だ。彼らは淡々と演奏する。
人智を超えない、人間性を卓越しない、宇宙が鼓動しない、生きる喜びや悲しみがストレートに伝わってくる。
当時の人の心のあたたかさが良く分かる。

今回のダービーは牝馬が勝ったが、私は所詮牝馬と書いてしまった。ところでウオッカはタニノギムレットに本当に
似てきたと思いませんか?まるっこい後ろ股とか腹のラインとかクビの形なんて、ルションはどこに行ったのかという
感じです。タニノギムレットは故障したけど、その分彼女が見せてくれるんじゃないでしょうか。上位はサンデーの血
が入ってませんね。私はもうサンデーの時代が終わっていると思っているので国産の馬がこれから活躍してくれると思って
います。

[11]. 運命とアリア
|| POPER ID:4ca6a99 07/05/29(火) 03:40 [ 返信 ]

世界一の名曲といえば何だろうか?
グーグルで検索したところ、スピッツのチェリーとかXJAPANのTEARSとかいう意見があった。
しかし世界的に見て、歴史的に見て、現代的に見て総合的に考えるとバッハのG線上のアリアが世界一の名曲だと
私は思う。聴いて感動しない人はいない。だれもがその強烈なインスピレーションに普遍的なものを感じるのでは
ないかと思うからだ。そして今日、あるCDを聴いた。その内容は1989年のサントリーホールでのドレスデンフィル
の演奏。曲目は運命、アンコールにG線上のアリアだった。運命を聴き終え、G線上のアリアを聴き始めたとき、私はもう泣ていた。ライナーノートにはこう書かれている。「『アリア』は、存在の悲しみについて語っているように聞こえる。美も、歓喜も、勝利も、幸福も、絶望も通り過ぎた地点から。」指揮者のケーゲルはこの演奏の翌年、ピストルで自殺した。
私は何もケーゲルという指揮者に何も知らない。何も思い浮かべていない。しかしこのアリアの何という美しさ!死にたくな
る美しさというべきか。思うに彼は運命で絶望を乗り越え、歓喜を、勝利を得ようとした。その全てをつくした。しかし結局のところ歓喜も勝利も得られなかった。やっとの思いで手につかんだ瞬間、指の間からすり抜けていく幸福・・・そして長い沈黙のあとの諦念のアリアが始まったとき、ベートーヴェンの、苦悩から歓喜へのイデーが否定されつくした。hmvの当CDのレビューでは「涙をぬぐうのは涙しかない。」「人生は悲しみの連続である。」などと書かれている。これはさすがにケーゲルの演奏に影響されすぎていると思うが、しかしこれを聴くと本当にそう思ってしまうのも分かるのである。競馬は人生の縮図というが、このケーゲルの演奏は人生の拡大図である。人生の拡大図とは何か。宇宙に漂うちっぽけな浮遊物を想像して欲しい・・・もしそのはかない星が物語を歌ったら。その星は歓喜も、勝利も、幸福も、絶望も歌っていないでしょう。
彼にはただ存在の悲しみが存在するだけで宇宙をさまようだけなのです。私はそれを人生の拡大図だと言うのです。
07/05/29(火) 10:42 編集

[12]. 安田美佐子
|| POPER ID:4ca6a99 07/05/31(木) 01:22 [ 返信 ]

さっきテレビCMで安田美佐子が緑の水着になっていたのを見たが、かなりそそられてしまって、もっていかれそうだった(笑)こういうCMが増えたら嬉しいなぁ。スケベ男の妄想・・CMが全部男性向きだったらCMが楽しみでたまらないだろうな。

[13]. 熱帯魚の数
|| POPER ID:4ca6a99 07/06/01(金) 23:41 [ 返信 ]

今日熱帯魚を買った。うちの水槽には死んだ魚は埋葬しないという伝統がある。
ならば火葬でもするのかというと違う。水槽で死んだ状態のままほったらかすのだ。
バクテリアが分解するまで見守るのだ。この方法が最も私には好ましいように思える。
熱帯魚を飼うということは生態を理解するということでもある。ところで今日は熱帯魚を
五匹購入したので今水槽に七匹いる。そのうち古い二匹のうちの片方は一年前まで5匹の
同種と一緒に泳いでいた。しかし同種がいなくなるにつれ元気がなくなってきていた。
かわいそうに・・・しかし私は安易に仲間を増やさなかった。うちの水槽はせまくて、
せいぜい7匹が限界である。そうでなければアンモニアとか亜硝酸濃度が高くなって、魚に
とって住みにくい環境になってしまうからだ。実際にそれが原因と見えて五匹は死んだのだ。
逆にいうと私はこの残り一匹をどうしても死なせたくなかった。逆に言うと五匹死んだから
この一匹は生きているのである。しかし今日魚の数を増やしたのはその一匹がもう寿命に近い
と思うからである。残された時間は短いのだからもう一度同種といっしょに泳がせてやりたいと
思った。だから全て同種を買った。しかも最初に買った日と同じ数にするために五匹。
仲間が増えて嬉しそうだった。よかったね。
07/06/01(金) 23:46 編集

[14]. mozart
|| POPER ID:4ca6a99 07/07/06(金) 01:27 [ 返信 ]

モーツァルトの音楽を聴いていると、涙がこぼれてしまった。
これが何度目だろう。今日の昼はやけ食いした。つらいことがあったから。
そば、かつ、スパゲティ、どんぶり、ごはん、やさい・・・
全て食べ終わった後、極度の悲しさに陥った。いつの間にかおぼんに無理やり
皿を重ね、おぼんをどかし泣くスペースを作っていた。やけ食いした後って
こんなに悲しいのかと思った。悲しさを紛らわすためにしたことが、膨大していき、
最後にはどうしようもないつらさが僕を襲った。私は泣きまくった。
心に穴が空いた。本当に空いた。今、マーラーの第9番を聴いている。そして
今日の昼の出来事を思い出す。心の底から自分を応援したくなった。

[15]. Schubert
|| POPER ID:4ca6a99 07/07/08(日) 03:48 [ 返信 ]

今、シューベルトの冬の旅を聴いている。シューベルトはあまり聞かないのでなかなか慣れないが、
クラシックを聴くコツはとにかく最初は何も考えないことである。しかしシューベルト・・・
こんな絶望的な音楽を聴かされると僕なんてまだ幸せな部類じゃないかと思えてくる。特に彼の未完成交響楽はとんでもない
深みに達しており、理解できる人は少ないだろう。私はこんなものを理解できて幸か不幸か。ところで冬の旅は失恋の心境を語る歌曲である。第1曲のタイトルは「おやすみ」である。せつない!なんてせつないんだ!一曲目からおやすみである。全部で24曲あるのにいきなりおやすみって・・・私の好奇心はくすぐられ聴いてやろうとなった次第である。

1.おやすみ
2.風見の旗
3.凍った涙
4.かじかみ
5.菩提樹
6.あふれる涙
7.川の上で
8.かえりみ
9.鬼火
10.休息
11.春の夢
12.孤独
13.郵便馬車
14.霜おく髪
15.からす
16.最後の希望
17.村にて
18.嵐の朝
19.まぼろし
20.道しるべ
21.宿
22.勇気
23.幻の太陽
24. 辻音楽師

印象的なのは第23曲。曲の概要は以下のようである。「私は3つの太陽を見た。一番良い2つはもう沈んでしまった。あの三つ目のやつも沈んでさえくれれば。闇の中にいる方が私はよっぽど居心地がいい。」しかし少しも自暴自棄になってなく、心の底からそう思っているのだから、これは絶望というか失恋の終わりである。しかし残り一つの太陽が依然と私を照らしている。どうしようもない心情が理解できる。競馬で言えば、10、11、12Rを買い、10、11が大ハズレ。サイフの中身はからっぽ。12Rを待つ心境である。まあ競馬も最初からおやすみって言われているようなもんだが。

[16]. Mozart
|| POPER ID:4ca6a99 07/08/16(木) 02:39 [ 返信 ]

梅雨とともに失恋から立ち直りつつあります。
最近聞いているのは、モーツァルトのセレナード第10番グラン・パルティータ。
分け入っても分け入っても青い山という種田山頭火の俳句がありますが、この曲にはまさにそんな風情がある。
山頭火はどんなつもりでこの詩を書いたのでしょうか。私には次のように思えます。

青い山は輝かしく精気に満ち、何らかの真理を含んでいることには違いない。しかしそんなものは追っても届かない
ものである。結局人は家族に戻り、世俗的な快楽を求める。

モーツァルトのこの曲は自然の精気と人間の精気が入り混じっている点で山頭火の詩と同じだ。しかしモーツァルトのすさまじいところは、最終的にこの2つが見事に調和するところである。結果的に、この曲を聴く人は世界を眺望した錯覚に陥る。森を超え、滝を見た後、その次に見る風景は見えない。だからこそ見たことのない世界を見た気がする。それは勿論精神的な世界である。

[17]. 07'POPER大賞
|| POPER ID:5d49cdd 07/12/17(月) 01:52 [ 返信 ]

07'POPER大賞が決定しました。

【文化部門】
金賞 精神と情熱に関する八十一章 アラン著 新潮社
銀賞 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ルービンシュタイン,piano バレンボイム,conductor ロンドンフィル,Orch
【馬部門】
金賞 アドマイヤムーン
銀賞 メイショウサムソン
【有名人部門】
金賞 中村紀洋 プロ野球中日
銀賞 該当者なし

一番上。哲学だが、生活の中に根ざしている。そのため無意味な言葉が見当たらない。
二番目。これが音楽。宇宙人に芸術を教えてあげるなら、これだけを聴けと伝える。分からないなら地球に
来るなという。
アドマイヤムーン。僕はメイショウサムソンが現役最強だと思う。しかし、それは単なる好みだ。
メイショウサムソン。有馬記念はきみにぼくのはかない、ありったけの夢全てをかける。
中村ノリ。滑稽な人間というものを僕は愛する。銀賞に思い当てはまる人がいないのは大変残念だ。
07/12/17(月) 01:53 編集

[18]. 生まれ変わったなら何になりたいか。
|| POPER ID:5d49cdd 08/02/05(火) 21:27 [ 返信 ]

私はもう一度人間になりたい。僕は人間でしかありえない。そう思えるようになった。
鳥になって世間を見下したり、海に潜って見て見ないフリをしたいと思わなくなった。
僕は成長した。人間として成熟したのを感じる。

[19]. Mr.Children
|| POPER ID:5d49cdd 08/02/10(日) 04:08 [ 返信 ]

ミスチルの好きな曲ランキングと印象に残るフレーズ

1位 終わりなき旅       素晴らしいはずの自分を探して
2位 I'll be          I'll be back
3位 Everything(it's you)    幸せすぎて
4位 くるみ           想像してみよう
5位 シーソーゲーム       君はまたノーリアクション

SPEEDの好きな曲ランキング

1位 Snow Kiss                 キスして落ち着けるなんてあなたに会って初めて知った
2位 I'll be all right           今日は歌おう女の子同士で
3位 Wake me up!        街中が他人に見えても仲間たちに会えるよ
4位 White Love        仲間と違うサインで呼び合う度、強くなれる
5位 my graduation        あなたがくれたチョーカー、今も胸に光っています

まあ、ミスチルもSPEEDも全曲知ってるわけじゃないです。聴いてる時は歌詞なんてのはあまり気にしない私ですが、
歌ってると気になります。周りも聞いてるので、クサすぎても駄目だし、ありきたりだと面白くないし・・・それに歌ってみると(自分の口で発声してみると)、不思議と実感が沸いてくる。調子の悪いときに「幸せすぎて」と歌えば幸せになれるだろう。すさんだときに「想像してみよう」と歌えば前向きになれる。ノーリアクション連発中の女の子の前で「君はまたノーリアクション」と歌えば、明日から何か反応がうかがえるかも知れない(笑)やっぱり歌は歌ってなんぼでしょ!
08/02/10(日) 04:09 編集

[20]. ユーモア
|| POPER ID:5d49cdd 08/02/17(日) 23:10 [ 返信 ]

イギリス人はユーモアがあるなどというが嘘だ。あんなのはおもしろくもない、というか臭くない屁みたいなもので、ユーモアとして何かが欠けている。それは風情である。ユーモアには風情がなければならない、と僕は思う。イギリスの場合はその代わりに皮肉が込められている。皮肉はユーモアに乗せるものではない。だからビーンズを見ているとイライラする。さらに付け足された女の笑い声を聞くとテレビをぶっ壊そうかと思う。真のユーモアというのは、例えば桜はそれが見れない人のために咲くなどという文句の中にある。

[21]. ユーモア
|| POPER ID:5d49cdd 08/02/18(月) 22:33 [ 返信 ]

ビーンズって誰でしょう?ビーンの間違えですね。豆かって(笑)歌の話に戻りましょう。聴いていい歌と、歌っていい歌があると思います。上では聴いていい歌を揃えたので今度は歌っていい歌を紹介したいと思います。

1位 終わりなき旅/Mr.Children
2位 Eyes On Me/Faye Wong
3位 Tomorrow never knows/Mr.Children
4位 ラブリーフレンドシップ/SPEED
5位 あなただけ見つめてる/大黒摩季

1位は、転調だらけで歌っていて心地よい。曲が終わりに近づくとまだまだ歌いたくて名頃惜しくなる。
2位は、FF8の主題歌。歌手は中国人女性で歌詞は英語、作曲作詞は日本人。後ろはオルゴールと弦楽器。なんだか絶妙なハーモニー。歌いながらにして異文化コミュニケーションを体感できる・・・
3位は、10年以上も前に大ヒットした歌。聴きたくないが歌いたい曲ナンバーワンだ。
4位は、SPEEDの最高傑作。最高傑作に限って大衆には受け入れられないというのが音楽界の常なのである。
5位は、正直何でも良かったが、退屈な女性ボーカル陣に喝を入れてくれるこの人を選んだ。

次に聴きたくもないし歌いたくなんて絶対ない歌を紹介したい。

1位 粉雪・・・・生理的に受け付けない。気持ち悪すぎる。
2位 愛唄・・・・なんだか生理的に受け付けない。
3位 世界に一つだけの花・・・・生理的に受け付けない。説教臭い。おれは花じゃない。
4位 Train Train・・・・嫌気がさしてくる。
5位 地上の星・・・・何が言いたいのか分からない歌詞、ただそれにあわせただけのメロディー。

まあ好き嫌いは誰にだってあるでしょう。

[22]. ブルーコンコルド
|| POPER ID:03afe02 08/02/25(月) 00:41 [ 返信 ]

ブルーコンコルドとの出会いは5年前くらいだろうか。小倉2歳Sに出走する彼とパドックで目線が合った。そのとき良い馬だと感心したものだが、ここまで大物になるとは正直思っていなかった。小倉2歳Sにはチャニングガールという新馬戦を好時計で圧勝した牝馬が一番人気になっていたが、私の目にはメンバー中、その馬が一番弱そうに見えた。小倉に来る馬は弱く、はかなく、かぼそい、きゃしゃな、おそい、じみな馬たちばかりだということは、この競馬場のパドックに精通している人なら誰しも分かっていることで、たまに大物がくるとすぐに大物だと分かるのである。まさにブルーコンコルドがそれだった。大体、パドックでは調教や輸送やなんやりで疲れてる馬が大半なのだが、この馬はケロっとしていた記憶がある。今日、ブルーコンコルドがG1に出走するというので懐かしくなってテレビでパドックを見ようとしたが、止めた。馬の雰囲気は不思議とテレビじゃ分からないからだ。あれだけ大写しで何秒も映るのに実際に見るのとではイメージが全然違う。正直なところ、テレビでパドックを見せられたって、全て同じ馬のように映る。カメラの動かし方も間違っていて、固定すべきだと思う。馬に合わせて動かすようじゃ女子フィギュアスケートと同じ発想で、距離感がつかめないのである。正直なところ、彼女は本当に動いてるのかな、本当は滑ってなくてその場で滑っているように見せる技術が高いだけなんじゃないかなとか、馬鹿なことを思ったりするのだが、スカートがヒラヒラするのでなんとか滑っていることは分かるのである。これを競馬のパドックに当てはめてみると、実はベルトコンベアーみたいな、ウォーキングマシンの上を馬は歩いているんじゃないかと錯覚してしまうのだ。それを防ぐためにもカメラは固定してパドックの最前列のファンの視線で見れるようにするといい。24時間テレビで後藤真希がレポートしてたあのアングルだ。大体、パドックの解説者はほとんど真上から馬を見て何が分かるっていうんだ、下にいながらアホかって言いたくなる。細江純子はその点わきまえている。
08/02/25(月) 00:47 編集

[23]. 飛行機
|| POPER ID:04418e9 08/03/27(木) 22:16 [ 返信 ]

私は飛行機が乗るのが好きで、将来の夢は世界中を旅して周ることだ。
飛行機が好きになったのは、恐らく乗り物として一番最後であろう。3歳のときにミニカーを好きになって、
その影響で救急車が好きになり、いつかレスキュー隊になりたいと思いながら、電車も好きになり、いつか車掌になりたい
と思うようにもなった。乗り物といえば、たくさんある。自転車、馬、車、船、電車、飛行機。その一つ一つに思い出があり、それぞれに私の大事な記憶が刻み込まれている。その中でも最も好奇心が掻き立てられたのは言うまでもなく飛行機だ。
初めて乗ったとき衝撃的だった。離陸した瞬間、これはジェットコースターだと思った。そしてみるみる加速していくうちに今までにない慣性力を感じた。あの感動はもう薄れてしまったが、大人になると飛行機に乗れる幸せが分かってくる。スピッツに「空も飛べるはず」という曲があるが、人は自力でないにしろ、空を飛んだのだ。この感動は大人にしか分からない。
去年羽田から福岡に向かう飛行機から富士山を眺めた。なんと富士山の小さく、白いことか。そして美しかった。山が生きているように見えた。私はそれで富士山を一気に好きになってしまった。そしてそのときの飛行機と人との一体感。風も空気の薄さも、雲のやわらかさも、太陽の輝かしさも、家庭の温かさも、地球の大きさも、何もかもが新鮮でそれでいて真実だ。世界観が変わるとはこういうことを言うのだろう。競走馬も飛行機で運ばれる。パイロットは着陸のときに衝撃を与えないように、非常に神経を使うらしい。パイロットはクリスマスの日に管制官と次のようの挨拶をするのである。
「メリークリスマス」
「サンタクロースのソリをよけるために360度に変針」
「了解」

人は空を飛んだ。飛行機にのれる時代に生きれた幸運を私は生涯手放さないだろう。

[24].
|| POPER ID:04418e9 08/04/11(金) 01:30 [ 返信 ]

今朝夢を見た。210万馬券を1点で手にする夢だ。久しぶりに起きてガッカリした夢だった。夢と悟った瞬間信じたくなかったが、この睡眠と目覚めの境目こそが本当の悪夢である。あの落ち込みよう・・・・夢の中では冷蔵庫に牛乳が入ってたのに、起きてみて冷蔵庫を開けたらなかったときの、あの失望感。あの悲しみが単純に210倍になると考えてもらいたい。ああ、今夜こそは良い夢を見たい。あ、それが駄目なのか。

[25]. ウオッカ
|| POPER ID:0c19d86 08/06/06(金) 04:24 [ 返信 ]

この世の中には、モテる人とモテない人がいる。私は少しもモテない。なぜかというと、魅力が無いからだ。もてるかどうかは純粋に魅力があるかどうかにかかってると私は思う。しかし、きれいごとをいうようだが人間中身ではないだろうか。はっきりいって魅力あるものを正しいと思ったり自分にふさわしいと思うことは簡単なのである。そんなものは恋する小学6年生にもできることである。しかし本当に人を高めてくれるものは、美しくもなく、高尚でもなく、どうしようもなく滑稽なものを愛する心ではないのか。例えば、ベートーヴェンを尊ぶ人がいる。彼はbこそ最高の作曲家だという。そして誰よりもbの偉大さを知っていると自負する。そんなことは構わない。だけど、その人がこの世で一番音楽を愛している人だと僕には思えない。ベートーヴェンが深く音楽を愛したことは知っている。だけど、そのことがこの人の音楽観までも世界一美しくするだろうか。恋愛とて同じである。何も最高に良い男と付き合ったからと言って自分まで磨かれるわけじゃない(逆説的に磨いてくれた男を良い男と言うことはできようが)。美しくも高尚でも無いものを愛せてこそ人は豊かになっていくのではないかと最近思い始めた。

[26]. ウオッカ
|| POPER ID:0c54a37 08/06/08(日) 21:57 [ 返信 ]

昨日はウオッカについて語ろうと思っていたのに、寝ぼけてたんだろう、自分のことを書いてしまっている。
とにかく枠が最高だった。そして強かった。名馬とそうでない馬の差を見せ付けられた感じがする。

[27]. 馬は泣くのか
|| POPER ID:0c54a37 08/06/14(土) 05:41 [ 返信 ]

人の場合、涙を流すことを泣くという。馬は確かに涙を流すが、本当に泣いていると言えるのだろうか?
つまり悲しいとか嬉しいとか気持ちが溢れ出した結果、涙が流れるのか。科学雑誌を読んで分かったことだが、
気持ちが溢れて涙を流すのは人間だけとのことである。つまり馬はレースに勝って嬉しいとか負けて悔しいとかいう
気持ちで泣いているわけじゃなくて、目を浄化するために涙を流しているわけだ。


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