管理掲示板になりつつある別館。文句言っても仕方なし(効果なし?)なので、競馬関連のスレッドを。一部の競馬ファンによると、昨今の競馬はスローペース症候群らしい。完全否定は出来ないものの、現状行なわれているレースのペースは、一部の人が非難するほど、おかしなペースで行なわれているとは思えない。しかも、それ(スロー)を嫌うばかりにオーバーペースのレース(今年の菊花賞)を賞賛するとなると、「なんだかなぁ〜。」と思う。スローペースのレース以上に騎手が犯してはならないのはオーバーペース(着もひろえず、疲労度が高い)。ハイラップのレースは、オーバーペースとイコールではないので、この線引きがレースの内容を決定する。また、どんなレースであれ、ペースを決定するのは逃げ&先行した馬に与えられる特権。決定権を持つ馬が自身に不利な状況を自ら招くことこそ可笑しなこと。で、基本スローペースは当たり前となる。とりあえず、適切なラップ(スロー&オーバー以外)を刻むレースが増えることは「レース=能力選定」として見れば望ましく、増えることに否定的側面を持ち込む気持ちはない。しかし、それにしてもレース(勝負)とはそんな単純なものではないと思う。また、だからこそ退屈せずに競馬を見続けることが可能だと思うのだが…。騎手も基本的に感覚を第1に乗っているので(平均的な馬場を対象)、超高速馬場(特殊)では適切なラップ(ベストラップ)を刻むことは望めない。ここで忘れてはならないのは、各陣営ともレースを選ぶ際、最も平均的な馬場&ペースを想定して、出走するレースを選択していること。この点が解消されない限り、超高速馬場では必然的にスローペースになることは避けられないと思う。この点は解消されてこないと問題ありと言えるが、レース数の関係で限定されてしまう上級馬は実質的に不可能だろう。スローペースを非難する方はどう思いますか?◇ 02/10/30(水) 00:14 編集
私は別にハイペースだから、スローペースだからとかで、いいとか、悪いとかは思いませんが、(そういうことも考えて予想するのもまた楽しいですし)ただスローペースになった場合に、騎手同士がお互いに意識し合い、仕掛けのタイミングが遅れたりして、脚を余して負けたりすると、ちょっともったいないなぁ、と思います。ま、そういうことも予想しなきゃいけないのかもしれないんですけど。(笑)話のピント、ズレてますか?
返信ありがとうございます。ピントはズレていません。大袈裟に書きましたが、一部の人があまりにも同様の言葉を用いて否定的に語るので、「それはないんじゃないの!」と言いたかっただけなんですよ。カメさんが仰る通り、ペースはいいとか悪いとかで語るものではないと思います。仮に語るとしても、現状のペースを基本的に肯定するしかないでしょう(基準がそれ以外ない)。ちなみにカメさんは、1、馬券検討をする際、ペースを予想しますか?2、予想するとして、どの程度馬券の検討材料として取り入れますか?3、スローペースにより後方待機の馬が脚を余すとしても、それはペースの問題以上にその馬自身の問題だと思うのですが、如何でしょうか?◇ 02/10/31(木) 03:08 編集
ズレてなかったですか、良かった。(笑)で、質問にお答えしますと、1、一応、ペースも予想します。 と言っても、“このところ逃げて勝ってきた”馬がいるか、とか、 そんな程度なんですけど。(苦笑)2、そうですね〜、 上の“このところ〜”が多数いる場合は、 そういう馬はやめておいてみようかな、とか、 落ちついた流れになりそうな時は、 追い込みの馬は馬連じゃなくてワイドにしてみようかな、とか、 そんな程度ですが。 コースや距離にもよりますけどね。 短距離戦ではほとんど気にしてません。3、馬自身の問題もあるとは思いますが、 馬はどうにかできたのでは?という時もあるような気もするんですよ。 たぶん騎手の判断や駆け引きの問題だと思うんですけど。 私も別にペースの問題ではないと思ってますけど、 たぶんスローペースの時にそういう事態になり易いというのが、 問題視されてるのではないでしょうか?すいません、エラそうになんのかんの言っても、まだまだ初心者みたいなもんなんで。(苦笑)
再度回答ありがとう。初歩的過ぎてつまらない質問でしたが、ペースの話題では欠かせない質問と考えていますので、ぶつけてみました。この話題は大きく括れば「ペース論」。スローの正否以前に、「ペース論」を明確にしないと不毛ですからね。単純な質問をしたくなるのです。お許しを。カメさんが初心者であるかはともかく、標準的な回答だと受け取りました(誤解されないように一言付け加えますが、「標準=ツマラナイ」とは思っていません。)。ペースを読みすぎることこそ論外が私の考えで、細かいことまではわかりませんが、私が回答してもカメさんとほぼ同じです。大まかに考えて想定出来ない限り(確定的要素が多いとき)、位置取りを大雑把に考慮するだけで、ペースは結果論と受け止めます。この考えはファンだけではなく、騎手にも同じことが言えると思います。結果としてはそれなりに影響するのですが、事前に想定し過ぎるのはダメ派です。これを騎手に当て嵌めれば、ハメる以外好走出来ない馬に騎乗したときのみ有効で、基本的にはその馬の持つリズムで走らせることが重要でしょう。それを踏まえてここから本題に入ります。(注意:これ以下の話はカメさんに向けたものではなく、該当する人に向けた話です。)結果として騎手が能力を全開出来なかったとして、そんなことは当たり前。すべてのレースで能力を全開出来たら人間ではなく神。全開出来なかった騎手に対して結果論から正しい論理の批判は可能ですが、事前には想定しきれないことですから現実性がありませんよね。不毛な結果論の受け皿こそ競馬関連の掲示板とも言えますが、「言わずが華」が正解だと思います。他力本願(競馬)は最悪の結果に終わっても笑えないとねぇ〜。「ケツが青い!」としか思えないですよ。◇ 02/11/01(金) 01:13 編集
もう一つの方は観る側として書いたんですが、別の問題として、レース体系(?)自体にも問題はあるのかな?とも思いますね。結局のところ、スローで非難されてるのは、だいたい長距離戦だと思うんです。というか、やはりよく言われるのは菊花賞とか天皇賞(春)とかなんじゃないか、と。それらのレースがスローになりがちなのは、スタミナに自信がない馬がペースを落として、勝つための競馬をしているからなんだと思いますが、そこでペース以前の問題として、何故、スタミナに自信のない馬でそんなレースに使うのか、ということが問題にされてもおかしくないんじゃないでしょうか?逆に考えてみて、例えばスピードに自信のない馬が、高松宮記念であったり、スプリンターズSなんかに出てきたら、“なんで?”って、だれでも思うと思うんですが、その逆はあまり皆言わないんですよね。そこには“クラシック”とか“3冠”とか“天皇賞”(?)とか、付加価値があるから、なんでしょうけど・・・。どうしたらいいのか?具体的な解決策は私にはないですが、そういったレースに、スタミナに自信のない馬がむやみに出走しなくなれば、ダメといわれるような事態にはならなくなるのでは?と、思うのですが、いかがでしょう??
カメさんの仰る通り、レース体系に問題はあるでしょうね。スロー以前の話ではありますが、それなりに改善されて来たとはいえ、未だ古いレース体系の延長(緩やかな改良の繰り返し)として今日があるので、偏重性は誰もが気付くほど残っていますよね。上級条件は長め優遇、下級条件は短めが多数。勝ち上がり率は短距離適性の馬に有利、しかし重賞の格&賞金は長距離戦。下級条件戦で恵まれた条件を与えられていない長距離適性の馬が埋もれてしまう可能性は否定出来ませんよね。この歪を証明しているのは、ハンデ重賞までもG2扱いされる中長距離重賞。G1の前哨戦以外の中長距離重賞は他の重賞に比べ、条件馬及び初のOP戦になる馬が好走するケースが多い。時には、2階級下の馬までも好走します。この点はハンデを理由にする人もいますが、ローカル的要素(=特殊馬場)がない限り、他の距離のレースではハンデ戦でもこのようなケースになることは比較すれば少ない。そこから見えて来るものは、長距離馬は条件戦で埋もれている。或いは埋もれている分OP馬の層が薄いでしょう。ですから、ここは改善の余地ありと思います。また、スタミナのある馬を今以上生産するには、最長距離レースを更に延長することも必要でしょう。中長距離戦が問題視されるのは、ペースの問題もありますが、第1には注目度の高さでしょう。これも偏りのある3歳クラシック戦(二千以上)が根源にありますので、体系に問題があるとも言えます。体系批判のついでに言えば、長距離G1が京都のみなのもダメ。公平さがない証拠に、実際の勝ち馬は同じ馬。京都3ターン得意の馬=G1馬は、いただけないと思います。ここからは話を本題(ペース)に戻します。長距離戦でペースが取り沙汰されるのは、わかりやすいからのようにも思えます。確かに距離が長くなるほどに騎手の意志や判断の介在する余地は増えますので、正しい解釈だとは思います。しかし、騎手の問題を排除して考えれば、ペースの影響は距離を問わずほぼ同等にありますからね。また、スローが多いのも同様。ペースを作れる特権のある逃げ先行をした馬が、自身に有利な状況を作るのは当然のこと。ハイラップにはなれど、オーバーペースには簡単にはならない。スロー(正確にはやや遅め)が基本の現状は、騎手の正しい選択の結果とも言えるでしょう。スタミナ不足であろうがなかろうが、基本的に逃げ先行馬にはスローの責任なんて存在しないと思います。これを踏まえ暴走を例外と捉えて考えると、長距離戦でスロー以外が望めるのは、長距離戦に適性を持つ前傾ラップ型の馬が出走するレースしかないとなります。これが以外に少ない。しかも、逃げを選択する馬が一頭は出走しなければなりません。これは重要なポイントです。ペースと言っても距離が違えば基準が変わりますので、長距離戦は先行しようと騎手が思えば正否はともかく出来ない馬はいないと思いますが、逃げとなると成功例がない限り騎手は簡単には選択しないようです。常に差している馬、しかもそれが成功している馬となると、尚更でしょう。関係者に問題があると言う考えにたてば、先行は選択しても逃げを選択したがらないことだと思います。ただし、それが改善されるのには成功例を多く作られることが不可欠。やはり、困難なのですよね。最後の質問に答えれば、レース体系の改良により、ステイヤーを今以上に生産出来る方向へと導くことが最善策でしょう。今のままでは淘汰され、絶滅する可能性すらあると思います。◇ 02/11/01(金) 12:39 編集